献立とか。カレーを多めに
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見た目はそっくりなのに、遺伝子レベルでは違いが大きい――。鹿児島県のトカラ列島で、1万~2万年前まで陸続きで、現在は2キロしか離れていない二つの島に生息するヤモリが、実はそれぞれ別の新種だったことを京都大学の戸田守助教(系統分類学)らが突き止めた。これまで研究者の間ではいずれも仮称として「タカラヤモリ」と呼んでいた。
二つの島は、奄美大島から北に90キロほどの小宝島と小島で、島の間の距離は約2キロ。2島のヤモリは体長10~13センチほどで灰色から褐色。ヤモリの雄は通常、後ろ脚の付け根近くに「前肛孔(ぜんこうこう)」という特殊なうろこを持つが、2島のヤモリにはない。 戸田助教らが、2島のヤモリの遺伝子を30調べたところ、半数近くに違いがあることを確認した。同じような環境に生息するにもかかわらず遺伝子配列の違いが大きいため別の種と判断した。 さらに、約15キロ南西の宝島のヤモリは小島のヤモリと同種、小宝島のヤモリは奄美大島のヤモリと同種であると判明。今後は小島のヤモリを「タカラヤモリ」、小宝島のヤモリを「アマミヤモリ」と呼ぶという。 戸田助教らは、それぞれの島では生息地域が狭いため共存できず、2種の間で相手を追い落として絶滅させる「競争排除」があったとみている。「島単位で独自の生物相がある。島の環境をまるごと保全していくことが大切ではないか」と話している。(木村俊介) PR ![]() ![]() |
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