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静岡空港西側の立ち木問題を巡り、石川嘉延知事と地権者の大井寿生さん(49)が11日、問題発覚以降、初めての直接協議を行った。大井さんは航空法に抵触する高さの立ち木を伐採する条件として、知事に辞任を求めた。しかし、知事は給与カットでけじめはつけたとして、この要求を拒否する姿勢を示し、協議は平行線に終わった。
(阪田隼人、後藤遼太)
協議は午後2時から県庁内で約1時間にわたって非公開で行われた。 終了後、取材に応じた双方の説明によると、協議では、一連の問題の経緯や県の対応、責任問題について、互いの考えを出し合ったという。 大井さんは、県が立ち木の伐採を当初、航空法との関係をあいまいにしたまま「地滑り対策」として求めた点に不快感を示し、「情報が職員からあなたに届いていないのでは」と指摘した。 これに対し、知事は「そうではない。色々な情報をもとに判断した」と述べ、県の姿勢に問題はなかったとの認識を示した。 知事は、高さ制限を超える物件の除去を所有者に求めることができる「除去請求権」が航空法に定められている点にも言及したが、「まずは話し合いたい」と強調した。 最後に、大井さんは伐採の条件として「職を辞することによって県民に対し知事としての責任を明確に示す」と記した申入書を手渡した。 協議後の記者会見で、大井さんは、辞職を求める理由について「行政組織の体質を改めようとする人間が上に立つ方がいい。大きな問題の責任は最高責任者がとるべきだ」と説明した。 一方、知事は「会っただけの価値はあった」としながらも「解決にはハードルが高い」と語った。県は協議による除去が実現しなければ、民事訴訟に持ち込み、強制的に伐採する可能性も視野に入れている。記者団から、法的手段に踏み切る時期が早まる可能性について尋ねられた知事は「よく検討して練っていく」と述べるにとどまった。
◇ 石川知事と大井さんは協議終了後、それぞれ報道陣の取材に応じた。2人の主な発言は次の通り。
◆地権者 円満解決に向けて、こちらの立場を申し入れとして渡した。簡単に言えば、任期満了前に知事が辞職すれば立ち木を除去するということだ。 ここまで進んでいる空港事業を止めても何も得られることはないが、問題解決を先送りにして、この事態を招いたトップの責任は問われる。姿勢を改めることが明確に示されれば、除去には応じる。 訴訟は何年もかかり、双方にも県民にも望ましくない。申し入れに対応すれば速やかな問題解決が図られ、無駄な労力と時間を費やさなくて済む。(期末手当と給与の減額で)知事が責任をとったとは思わない。空港問題は県政史上最大の汚点だが、最近の発言から、知事は重要でないと思っているように感じる。 大きな隔たりがあると知事の姿勢から感じた。結局、知事は言い訳に終始していた。次回会う必要性は感じない。申し入れに対して、対応がなされるか、なされないのかが問題だ。
◆知事 これから協議を重ねて解決に向かうのは簡単でないという印象を受けた。立ち木を認識した時期や地滑り対策工事の経過など、双方に認識の違いがあり、溝が埋まらなかった。直接的なコミュニケーションを何回か重ねればもう少し理解してもらえる。 辞職しないと立ち木を除去しないということだが、よく検討してどういう返事をするか考えていきたい。今後の見通しはまだ持っていない。 航空法49条3項に基づく除去の要請をするにあたって、調査や測量の協力をお願いしたいと伝えた。 空港問題と、知事選出馬や辞職について関係ないという考えは変わらない。暫定運用といえども開港できるのは合格点。おおかたの県民には理解されていると今でも思っている。暫定運用で開港させ、完全運用へ向けて努力するのが私の任期中の責務だ。 書面で現段階での地権者の考えが明らかにされた。会っただけの価値はあった。 PR ![]() ![]() |
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